(整形災害学会の文献より)
●急性期筋損傷(肉離れやハムストリング)の受傷から復帰について
急性期の筋肉損傷組織は、血管損傷により虚血と毛細血管浸透性亢進による腫れで“低酸素状態”となる。
この時、アイシングを主体としたRICE処置を実施すると、低酸素状態は更に悪化し組織修復の点ではデメリットとなる。
しかし高気圧カプセルで多くの酸素を供給させる事により組織修復が有利になり、酸素分圧上昇による血管収縮が毛細管圧を低下させ、浮腫を抑制させる為、疼痛及び腫れの軽減にも有効である。
スポーツ選手に発症した、アキレス腱炎、足関節ねんざ等のスポーツ障害20件に対し、高気圧カプセルを実施した場合と実施しなかった場合を比較して、実施した選手は復帰までの期間が70%短縮できたという報告がでている。