プチ熱中症!?多発

台風が去って再び猛暑の予報が出ています。

皆さん体調には十分気を配って下さい。

熱中症に実は4タイプがあります。

熱失神、熱けいれん 、熱疲労、熱射病

1 熱失神
めまい 顔面蒼白 脈は速く弱い → 皮膚血管拡張が原因で脳血流低下

2 熱けいれん
筋肉痛 こむら返り → 発汗により塩分濃度低下

3 熱疲労
全身倦怠感 悪心嘔吐 頭痛 集中力低下 → 脱水症状により熱が体内にこもる

4 熱射病
体温が高い 意識障害 呼びかけに反応が鈍る 言動挙動不審 → 体温上昇により中枢機能や諸々の減退

以上の4タイプは大塚製薬のホームページからの抜粋ですが、実は複合タイプ、軽症タイプがあります。

この軽症タイプのプチ熱中症をお見受けします。

救急じゃないけど…調子悪いと…

頭痛、筋肉の痛み、水分の取りすぎによる下痢や背部の痛み、めまい、胃腸章害などが挙げられます。

熱っぽい人の脈、寝不足の脈、下痢の脈、頭痛の脈など特徴的な人の脈は対処がしやすいので、お気軽にお声がけください!

トピックス!
筋肉の含有水分量の多さに驚き!
身体の水分含有率は歳とともに減っていきますが、大きな原因が筋肉量の低下が考えられます。

成人で約60% 老人で50%…
ちなみに胎児は90%で赤ちゃんは約70%

筋肉の中に含まれる水分は75%にもなり’貯水池’の役割を果たしています。ちなみに脂肪の水分の含有率は10%…

太っている人が、’みずみずしい’っぽく見えるのは汗をかきやすいからです。シワが少なくシットリとした肌は若く見えます🙂

でも、いざ運動や、過酷な状況となれば筋肉量の多い方が有利かもしれません💪
たくさんの貯水池がありますので、脱水症状に至るには少し余裕があります。

もう1つ子供の脱水は気をつけて!

500ccの汗をかいたとするならば少ない体重の方がリスクはぐんと上がります。

例えば500ccの汗を子供と大人がかきました。💦
子供の体重15キロの場合→3.3%の脱水
50キロの成人→1%の脱水に過ぎないのです。

%が上がればそれだけ体液変化が激しくなります。

先ほどお話しした、プチ熱中症にもつながり、
緊急性があれば素早くOSー1で補いましょう。

前の記事

ほうろく灸開催

次の記事

お盆休暇