メンタルトレーニング

最近のスポーツ選手はプロ、アマ問わずメンタルトレーニングを取り入れていますが、約30年前はインターネットもなく、わずかな本が出ているだけで情報量が少ない為、認知度もそれなりだったように思います。

そもそもメンタルトレーニングとは競技者が、気力、精神力を高め良い成績を残す為のものなのですが、ただ練習量を増やすだけでなく、疲れなどからくる不安や落ち込みを最小限にし、自分の目標に可能性を最大限発揮出来るようにする為のものです。

現在、情報は無限にあり、その中でどれが自分に合うかなどを見極めて実践していかなければなりません。

30年前、ジムレーヤー、メンタルタフネスなどの本を読み実践していた自分の体験談ですが、100m走をイメージトレーニングした時、自分が出したいタイム(現実的な)を想定し、目を閉じながらストップウォッチを押してスタート。自分が一生懸命走っている姿をめいっぱいクリアにイメージしつつ、ゴールした瞬間にストップウォッチを押したら、なんと自分が出したいタイムに0、1秒という僅差でした。えっと思ったのでもう一度。するとまた同じタイム!

コレはすごい!!

しかし、心臓はバクバク。その集中による疲労感は半端無かった記憶があります。

やがて徐々にメンタルトレーニングの認知度が上がって来た時に、日常の中にメンタルトレーニングができる様に、マーフィーの法則などの本が飛ぶ様に売れていた頃もありました。「マーフィー」は皆さんもどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?今でも人気があります。

実はナント宮本武蔵もメンタルトレーニングを受けていました。あの沢庵漬けを発明したと言われている沢庵和尚からです。下記の「不動智神妙録」という本にその内容が書かれていて、武蔵の剣術に一役かっていた事を思うと、なかなか面白い内容でした。

さて、現代では先ほど全豪オープンテニスで優勝した大坂なおみ選手も名コーチ、サーシャバイン氏の会話力による指導は、その個人にあったオーダーメイドで現代のコーチングとして高評価を得ています。

それにしてもよかった‼︎

🎾大坂なおみ おめでとう!  錦織圭 頑張れ!🎾

言葉により相手を傷つけてしまったり、元気にする事が出来ますが、江戸時代の健康家、貝原益軒の言葉から、

禍いは口より出で、口より入る(食べ過ぎは気をつけて)!と言っていました。

ホントどちらも気をつけたいと思います。

前の記事

毎日新聞社

次の記事

男の気持ち/毎日新聞