防衛的悲観主義

先日ネットニュースの中で、ある柔道選手に対して「実力があるのに最後にポカををしてしまう!」という選手のコーチングで、そのコーチも本番に弱かったんだとか…前向きなコーチングでなく、ネガティブコーチングでうまくいったというお話し。

何でもかんでもポジティブな考え、前向きに考えられる人は少ないんじゃないかと思います。世間ではもちろん超前向きな人もいるのですが、前向きになれない人も沢山いる。実力はあるのに…

そんな人達に無理矢理前向きにする必要はなく、悲観的に考えてその不安を乗り越えられるよう最大限努力して試合などに臨む!という考え方が防衛的悲観主義なんです。

これは、アメリカの心理学者が名付けたそうです。アメリカでは「前向きに考えるという文化」が強い傾向にありますよね。(しかし、日本よりずっと鬱病患者さんは多い)我々日本人が憧れる部分でもあります。そのアメリカで悲観的に考えても否定しないという事が、良い方向に向かう事も実証されている様です。

日本では大いにあり得ますよね。滅多にほめない野球のノムさんもこんな感じだった?

褒められて伸びる人もいるし、自虐ネタで伸びる人もいるし…

いいとこ取りで、3つ褒めて1つ指摘していくのもあり!?

東洋医学では七情(喜怒憂思悲驚恐)は体内で生まれた邪気でそれぞれの五臓に影響を与えてしまうと考え、喜びすぎれば心を、怒りすぎれば肝を、悲しみすぎれば肺を傷めるなどと言ってます。それらが臓器の気血の変動を生んで病気になってしまうというのです。

その気血の変動を穏やかにするのが鍼灸治療!

いくつになっても感情の起伏ありますよね😀😂🥰😫😤

ただの腰痛にみえて、七情の乱れって事もあり得るんです!

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