歯磨き
歯ブラシに気を使っているというか、今のところ「システマ」一択です。
他の歯ブラシを使うと歯茎に炎症が出てしまうのです。ホテルの歯ブラシはいかがなものかと大抵持参していきます。
「システマ」と出会ったのは20年以上前。感動的な柔らかさと、毛先が細いので奥までブラッシング出来ている感がたまりません。
しかし、家族の歯ブラシたてを眺めると、私のだけ異様な減り方をしているとの指摘が…
どうやらかなり押し付けて磨いているらしいのです。
そこで、以前から気になっていた強く磨かない様に折れ曲がる、お知らせ付きブラシ「クリニカpro」を試してみました。
使ってみたら、いつものやり方でもほとんどカチッとなりませんでした!
じゃなんであんなに減るんだろう…
まぁ早めに取り替えた方が良いに決まってますよね。新しい歯ブラシは気持ちいいので!
お節介なお土産
ドイツ人は2週間に一回歯ブラシを取り替えるなんてマツコデラックスの番組で見た覚えがありました。先日、子供の友人のドイツ人が来日して本当にそうなのか直接聞いてみたら「うん、だいたいそれぐらいで替える」みたいな話でどうやらそういう文化らしいです。その、友人にお土産でお節介なお土産として、日本の有名な歯ブラシ『システマ』をお土産に渡しました。後で感想を聞きたい。
おまけ 2016年発表の論文要旨 チト古い💦
関節リウマチをもしかしたら抗生物質で治療?というお話
歯周病と関節リウマチの関連は以前から指摘されていたが、ある特定の細菌によってその関連を説明できる可能性が、新たな研究で示唆された。この発見により関節リウマチの原因も明らかにできる可能性があるという。
研究著者の1人である米ジョンズ・ホプキンス大学医学部(ボルチモア)のFelipe Andrade氏は、「もしこの知見が正しければ、関節リウマチに対する考え方や治療法はこれまでとは全く異なるものになる」と述べている。
関節リウマチは過剰な免疫反応による慢性的な関節炎で、関節以外のさまざまな身体システムにも影響を及ぼすことがある。100年以上も前から、関節リウマチ患者に歯周病がみられる確率が高いことが知られており、共通する因子の存在が疑われていた。近年、関節リウマチ患者では歯の数が少ないほど重症度が高い傾向が認められており、歯周病患者は関節リウマチになる確率が2倍であることも報告されていたが、その理由は不明のままであった。
「一時期までは、関節炎の人は手がよく動かないため歯磨きが十分にできないとも考えられていた」とAndrade氏はいう。近年の仮説では、両方の疾患に細菌が寄与している可能性に焦点が当てられているが、その機序は明らかにされていなかった。
今回の研究では、関節リウマチ患者の歯肉より採取した約200の検体について、A. actinomycetemcomitansと呼ばれる歯周病関連菌の有無を調べた。関節リウマチ患者のほぼ半数に感染の徴候がみられたのに対し、歯周病も関節リウマチもない集団では11%であった。
この結果から、歯周病と関節リウマチがいずれもこの細菌に起因している可能性が示される。細菌が歯周病を引き起こした後に一種の副作用として関節の腫れをもたらすか、あるいは逆に歯周病が関節リウマチの副作用であるとも考えられる。
歯周病と関節リウマチの因果関係を明らかにするにはまだ数十年かかる可能性があるが、それでも、細菌の関与に関する今回の知見は関節リウマチの予防と治療に「いずれ役立つ可能性がある」と、米テキサス大学サウスウエスタン医学部臨床教授のScott Zashin氏は話す。
同氏によると、細菌を標的とすることは、関節リウマチの発症リスクが高いがまだ症状が出ていない人に特に有用であると考えられるという。Andrade氏は、「この知見は抗生物質が関節リウマチ治療の選択肢となりうることを強く示唆するものだ」と述べている。この研究は「Science Translational Medicine」オンライン版に12月14日掲載された。