老化とガン
癌にまつわる話は何回か書いていますが、今回はNHKや最近の医療記事を踏まえ私見を書いてみたいと思います。
誰もが怖がるガンですが、最近ではかなり延命率が上がってきて、前立腺癌ではもうほとんど死なないんじゃないかと思うくらいの延命率となっています。しかし、なってしまったら死なないまでも生活に支障が出るのは否めません。やはりならないにこした事はないのです。
ガン遺伝子は生まれた時から持っているそうで、多岐に渡る状況下においてそれが暴れだすのだそうです。「代謝が良い」とその暴れだす勢いは強くしっかりとした癌に発展していきます。その代謝を落とすと今度は「老化」が進んでしまうのです。
では、そのガン遺伝子はどこにあるのか?
正常な遺伝子として何食わぬ顔で生活しています。が、先の多岐に渡るストレスや環境によってガン遺伝子が暴走を始めたりするのです。しかし、そこでブレーキ役をかってでる遺伝子がその増殖を防いでくれています。
このブレーキの効きが悪くなるとガンになるというのです。代謝が良すぎると暴走する力が強くなりブレーキも効きが悪くなる…
代謝が悪いと老化が進む…
結局どっちもどっちなんです。
しかし、東京大学の医科学研究所のサイエンスに載せた報告では、細胞分裂しなくなったいわゆる老化細胞が生き続ける物質GLS1という物質を突き止めたそうです。そのGLS1の働きを抑える物質を添加(薬剤)すると、見事にを老化が抑えられ(実際には若返らせる)なおかつ、ガンの抑制などにも活用できるというのです!
夢物語の様ですが、実際にはたして…
死ねなくなるのも問題ですが、やり残しているのものがあれば是非とも欲しいですね😀