法事
先日、法事があった。
先祖の法事と母の法事をコロナの影響で時期がずれたが同時に行われた。
父親方の伯母を車に乗せて実家に向かう途中、母の昔話を聞いた。
「働き者だったお母さんをね、おばあちゃんが1番認めていたのよ」
と、教えてくれた。
姑であるおばあちゃんが、何かにつけて嫁の母を褒めていたと言うのである。
私はびっくりした。私の記憶では小さい頃から祖母の小言と、母の勝気な性格がぶつかっていたのを何度となく見ていたからだ。
叔母が教えてくれたそのエピソードは、なんと嬉しく思えたことか。
もしかしたら、祖母の小言が叔母たちに伝わっていたのではではないかと思っていたからで、実家へ向かう車中でちょっと「うるっ」ときた。
父親方の叔母は6人。それはそれは賑やかで未だに華があります。いとこの近況が聞けたり、そのいとこの子供がもういい年になっている話を聞くと、私の皺や薄くなった頭髪、白髪が増えたのも時を重ねた証拠だなぁと
まぁ、法事とは個人を忍ぶ良いタイミングで、親戚が集うのもいいものだなあと感じた次第でした。