痛み止めと胃腸薬

この組み合わせ良くありますよね。

痛み止めを出す際「胃が荒れないように胃薬も一緒に出しておきますからね…」と。

この度、京大と昭和医大の先生が大規模な大量データから、痛み止め(非ステロイド性抗炎症薬)と胃薬(プロトンポンプ阻害薬)とを併用すると急性腎臓病リスクが上がるという報告がありました。

元々、「痛み止めは良くない」というイメージがある人も多いと思いますが、私も含めいろんな恩恵も授かっています。しかし、あのよく出される胃腸薬併用でリスクは3倍に跳ね上がるとの事です。

実は4〜5年前から胃腸薬が腎臓に及ぼす副作用も時々報告がありました。

ですので、この二つの併用がリスク上昇につながるようです。

但し、数回飲んだだけではどうでも無いはずですし、全員の方が起こりうることでも無いけれど、長期的に服用する際は注意しておいた方が良いと思います。

今回の2種類は慢性疾患には何かと使われやすい薬。病気にならない事が一番です。

江戸時代の貝原益軒が残した養生訓は今に通じる健康指南書で、少食の勧めは強く説いています。時に一食抜くのも良いんだとか…

禍は口から入り、口から出る…🤔

脱水症には呉々も気をつけて下さい💦

前の記事

インシュリン注射針

次の記事

遅発性筋肉痛