石灰沈着性腱炎が多発
4月がもう終わりますが、今月は急性石灰沈着性腱炎、又はそれに近い炎症の方が沢山来られました。
石灰が腱に沈着した時の痛みは、夜も痛みで眠れず、障害された関節は急に強い運動制限が強いられます。
特に肩が多く全部位の80パーセント(僕の主観)くらいを占め、ついで足関節、手部、肘部などです。
これらの状態は、エコー(ホームページ内の写真)で確認できます。レントゲンに映りにくいものでも、エコーであれば炎症所見、沈着手前、沈着状態を把握でき、当院では積極的にそれらを取り入れています。(写真は腱板沈着の疑いです)
これらは、超音波治療(伊藤超短波製のコンビネーション治療)に加え、鍼灸治療が効果的です。
特に鍼治療では、勤務時代の師匠(大野安持先生)が鍼灸業界大手代田賞に応用発表し、見事受賞されました。
それを間近に100症例以上経験させてもらい、開業後は既に約200症例以上に及んでいます。